ITパスポート英語略語の練習問題 その4(ストラテジ系:システム戦略・システム企画編)

テーマはITパスポートのシステム戦略・システム企画の英語の略語 日常の話

個人的DXとしてITパスポートの試験の勉強をしました。その中でITパスポートでは英語の略語が大量に出てきて苦労しました。そこで、英語略語の4択練習問題を作成しました。
今回は、ストラテジ系のシステム戦略・システム企画編です。
過去問やシラバスでの英語の略語を取り上げています。

システム戦略・システム企画編の英略語の一覧

ITパスポートで把握しておきべき、英語の略語についての4択練習問題です。
今回の出題は一覧の21個です。
各略語の内容は、この記事の後半に載せています。

システム戦略EASoRSoEE-R図DFD
BPMNBPRBPMRPA
BYODEUCIoTSNSSaaS
PaaSIaaSDaaSASPPoC
システム企画RFIRFP

ITパスポート英略語の4択練習問題

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システム戦略・システム企画編の英略語の解説

EA

EA
Enterprise Architecture
エンタープライズ・アーキテクチャ
EAは、「Enterprise Architecture」(エンタープライズ・アーキテクチャ)の略で、情報システムや業務プロセスの現状を把握し,あるべき企業の姿とのギャップを埋めるための目標を設定し,全体最適化を図ることです。

SoR

SoR
Systems of Record
記録のためのシステム
SoRは、「System of Record」(記録のためのシステム)の略で、組織内で特定の業務において、正式なデータのソースとして使用されるシステムのことです。
SoRは、ビジネスプロセスにおいて重要な役割を果たし、組織内の情報の整合性を確保する上で重要な役割を担っています。

SoE

SoE
Systems of Engagement
エンゲージメントのためのシステム
SoEは、「Systems of Engagement」(エンゲージメントのためのシステム)の略で、企業や組織が顧客と直接やり取りするためのITシステムやプラットフォームのことを指します。
主にSNSやモバイルアプリ、Webサイトなどのコミュニケーションチャネルを通じて、顧客とのエンゲージメントを促進し、顧客ロイヤルティや売上向上を目指します。

E-R図

E-R図
Entity Relationship Diagram
実体関連図
E-R図は「Entity-Relationship Diagram」(実体関連図)の略で、データモデルを表現するために使用されます。
システムで扱う実体同士を関連付けて,データの構造を表記します。
例えば、「顧客」と「注文」のようなエンティティがあり、それらが「注文する」という関係で結ばれている場合、E-R図にはそれが図示されます。
関係データベースの表同士の関連を表すのにも用いられます。

DFD

DFD
Data Flow Diagram
データフロー図
DFDは「Data Flow Diagram」(データフロー図)の略で、業務プロセスのデータの流れを示し、システム開発における設計や改善のための分析ツールとして用いられます。
データの流れに着目し,業務のデータの流れと処理の関係を表記します。
データフローや処理(機能)以外に、データの蓄積場所、データの発生源や出力先が記述されます。

BPMN

BPMN
Business Process Model and Notation
ビジネスプロセス・モデルと表記法
BPMNは、「Business Process Model and Notation」(ビジネスプロセスモデルおよび表記法)の略語で、ビジネスプロセスをグラフィカルに表現するための国際的な標準規格です。

BPR

BPR
Business Process Reengineering
ビジネスプロセスリエンジニアリング
BPRは「Business Process Reengineering」(ビジネスプロセスリエンジニアリング)の頭文字で、業務プロセスを見直し、抜本的に再設計する考え方です。
現状の業務プロセスを分析し、必要に応じて全面的に見直し、改善策を実行することで、企業の競争力を強化することができます。
BPMはプロセスを継続的に改善することを目的とし、BPRはプロセスの抜本的な改善を行うことを目的としています。

BPM

BPM
Business Process Management
業務プロセス管理
BPMとは、「Business Process Management」(業務プロセス管理)の略で、組織の業務プロセスの効率的,効果的な手順を考え,その実行状況を監視して問題点を発見,改善するサイクルを継続的に繰り返すことを指します。
BPMはプロセスを継続的に改善することを目的とし、BPRはプロセスの抜本的な改善を行うことを目的としています。

RPA

RPA
Robotic Process Automation
ロボティック・プロセス・オートメーション
RPAとは、「Robotic Process Automation」(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略で、人間が行っていた定型的な事務作業を,ソフトウェアのロボットに代替させることによって,自動化や効率化を図ることを指します。
受注データの入力や更新など,PCで実施する定型的な作業に適しています。

BYOD

BYOD
Bring Your Own Device
ビーワィオーディ
BYOD(ビーワィオーディ)は、「Bring Your Own Device」の略で、従業員が個人的に所有するPCやスマートフォンなどの情報端末を会社の許可の下で業務に使用することを意味します。
BYODは、従業員の生産性を向上させる一方で、情報セキュリティ上のリスクを引き起こす可能性があるため、適切な管理とセキュリティ対策が必要です。

EUC

EUC
End User Computing
エンドユーザーコンピューティング
EUCとは、「End User Computing」(エンドユーザーコンピューティング)の略で、ユーザ部門が自分たちで情報システムを構築・運用することを指します。
つまり、実際にそのシステムを使って業務をする人たちが、自ら必要なアプリケーションを作成したり、既存のアプリケーションを改良して業務プロセスを改善することを意味します。
システムの利用者が,主体的にシステム管理や運用を行うことによって,利用者のITリテラシの向上や,システムベンダへの依存の軽減などが期待できます。

IoT

IoT
Internet of Things
モノのインターネット
IoTとは、「Internet of Things」(モノのインターネット)の略で、ネットワークに接続されたセンサーや機器を通じて、自動収集・分析・制御が行われるシステムのことです。
物理世界とデジタル世界がつながることで、新たなビジネスやサービスの創出が期待されます。

SNS

SNS
SocialNetworking Service
ソーシャル・ネットワーキング・サービス
SNSは、「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」(Social networking service)の略であり、個人や企業がインターネット上で交流をするサービスのことです。
利用者同士がプロフィールや投稿を通じて情報を共有する他、ビジネスやマーケティングに利用されます。
業務上有益な人脈を形成や顧客とのコミュニケーションの向上が期待されます。

SaaS

SaaS
Software asa Service
サース
SaaSは「Software as a Service」の略で、クラウド上でソフトウェアを提供するサービスです。
ユーザーは自分たちの端末にソフトウェアをインストールする必要がなく、Webブラウザを使うことでサービスが利用できます。
利用者に対して,アプリケーションソフトウェアの必要な機能だけを必要なときに,ネットワーク経由で提供します。

PaaS

PaaS
Platform as a Service
パース
PaaSは「Platform as a Service」の略で、ハードウェア機能に加えて,OSやデータベースソフトウェアなど,アプリケーションソフトウェアの稼働に必要な基盤をネットワーク経由で提供するサービスです。
利用者は、自身でホストやインフラ管理を行わずに、PaaS上でアプリケーションを開発。実行することが可能です。

IaaS

IaaS
Infrastructure as a Service
イアース
IaaSはInfrastructure as a Serviceの略で、システムの稼働に必要な規模のハードウェア機能を,サービスとしてネットワーク経由で提供するサービスです。
ネットワークやストレージ、仮想マシンを提供し、自由に構築や運用ができます。

DaaS

DaaS
Desktop as a Service
ダース
DaaSは「Desktop as a Service」の略であり、仮想デスクトップをインターネット上から提供するクラウドコンピューティングサービスです。
ユーザーは、自由にデスクトップ環境を構築しアプリケーションを使用できます。

ASP

ASP
Application Service Provider
アプリケーション・サービス・プロバイダ
ASPは、「Application Service Provider」の略で、サーバ上のアプリケーションソフトウェアを,インターネット経由でユーザに提供する事業者,又はそのサービス形態です。
ASPサービスを利用することで、顧客は必要なサーバやソフトウェアを自社で購入せずに利用することができます。
ソフトウェアをダウンロードさせる対価としてライセンス料を課金します。

PoC

PoC
Proof of Concept
概念実証
PoCは、「Proof of Concept」(概念実証)の略で、新しい概念やアイディアの実証を目的とした,開発の前段階における検証です。
導入するシステムについて想定している効果が得られるかなど不明点が多い場合に,試行して実現性の検証を行います。

RFI

RFI
Request For Information
情報提供依頼
RFIは”Request for Information”の略で、「情報提供依頼書」を意味します。
企業等がシステム開発の委託等について、ベンダーに対して基本情報、技術情報、製品情報などの提示を求める際に出す依頼書のことです。
委託先候補の絞り込み、システムの技術的課題や実現性の把握などのための情報入手を目的としています。

RFP

RFP
Request For Proposal
提案依頼書
RFPは「Request for Proposal」(提案依頼書)の略で、企業がベンダーに提案を求めるために提示する文書であり,導入システムの概要や調達条件を記した文書です。
RFPには、詳細な要件や提供条件、提案書の提出期限、評価方法などが記載されており、提案者はこれに基づいて、提案書を作成します。

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